知ってて便利!紙の厚さのお話し

越谷市で印刷・デザイン・HP制作・市場分析を行っているプリントスタジオフリーダムです。

コピーや印刷でその用途別に必ず使われている紙。用紙だったり洋紙とも表記されたりもしますが、この話はまた別の機会にするとして、今回は厚さの話をします。

紙の厚さ(重さ)は連量と坪量または紙厚(μm)という単位別により表記の数値が異なります。

◆連量㎏ とは
連量とは、1連(全判用紙1000枚)あたりの用紙の重量のことです。これは、四六判(788mm×1,091mm)菊判(636mm×939mm)A判(625mm×880mm)等の各規格サイズの原紙(全紙)1.000枚の重さを○○kgで表示したもので、主に四六判(しろくばん)の連量㎏が用いられています。一般的なコピー用紙は55kg紙と表記されます。

◆坪量(米坪)g/㎡ とは
坪量とは、1㎡当たりの用紙1枚の重量のことです。つまり、連量が原紙(全紙)1.000枚の重さであるのに対し、坪量(米坪)は用紙1枚(1平方メートル当たり)の重さとなります。なのでg/㎡ と表記されています。

用途に応じて用紙を選ぼうとした時に普段聞き慣れている単位がkg(連量)であったりg/㎡(坪量)であったりと混乱する事もありますね。そういう時は連量と坪量の簡単な換算式を覚えておくと便利です。

例)四六全判のサイズ788mm×1091mmをメートルに換算して用紙面積を計算すると…

0.788m×1.091m≒0.86㎡となります。この0.86が換算式でのポイントです。

坪両64g/㎡表記の場合の連量は 64×0.86=55.04 即ち55kg

連量55kg表記の場合の坪量は  55÷0.86≒64  即ち64g/㎡

ネット等で紙の購入時の参考にしてみてはいかがでしょうか